愛のいとなみ

ドテと言えば大陰唇のことと思っていたら恥丘も含まれる。
いろの辞典には「陰裂周囲の膨隆ぼうりゅう（皮膚や粘膜が局部的に盛上がりやふくらみ）している部分のこと。
陰阜いんぷ並びに大陰唇を言う俗語」と書かれている。
※感じが悪い！読めそうで読めない漢字が・・・ふりがなをふりました。

ドテには「吉原に通じる日本堤土手八丁の道」の意味もある。
うっかり使いそうなのが「土手焼き」。料理法で牛すじを味噌や味醂で時間をかけ煮込んだもの。
これの隠語の意味は、「土手（陰阜、陰毛、大陰唇）が焼けるほど激しい性交をすること」
※「」内はいずれもいろの辞典より

ここのブログは禁止用語が多くて閉口している。普通の文章なのにアップすると禁止単語がと拒否される（＾＾；；
古い記事に手直しをして保存する時などは今さらなんでぇ～と言いたくなることもある。
それと同じ様に時と場所を考えて使わないと大失態を演じることもあるのではないかなぁ？

そんなことで、いつもは縦なのにドテが分る横向きにして見ました。
（本当は収らないので横にしたのが先なんだけどネ）


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何のことはない鍼灸などで言う「ツボ」のこと。素女経に性感を高めるようなことが書かれているようだ。
そのツ身体のの表に７カ所、裏の8カ所が書かれているそうだ。

いろの辞典によれば
１．四白（しはく）・・・耳。
２．中府（ちゅうふ）・・・首の付け根から鎖骨。
３．檀中（だんちゅう）・・・乳房の間。
４．枢筋（すうきん）・・・乳房の下側。
５．大巨（たいこ）・・・へその横。
６．居りょう（きょりょう）・・・腰骨から鼠径部（大腿部の付け根にある溝の内側にある下腹部の三角形状の部分）
７．賀頂（がちょう）・・・足の親指と第二指の間。
８．天柱（てんちゅう）・・・首の裏側。
９．膈兪（かくゆ）・・・肩甲骨
10．上りょう（じょうりょう）・・・鳩尾（みぞおち）の真後ろに当る辺りの背骨。
11．下りょう（かりょう）・・・臍（へそ）と鳩尾の間の真後ろ辺りの背骨。
12．次りょう（じりょう）・・・臍の真後ろに当る背骨。
13．湧泉（ゆうせん）・・・臀部の上半部。
14．承扶（しょうふ）・・・膝の裏側。
15．委中（いちゅう）・・・土踏まず。

具体的な刺激方法が書かれてますが割愛しました。
現代のツボの名前と定義が違うようです。検索したところ湧泉は足の裏のツボと出て来ました。

書いていて思ったのは性感帯だと思った。
血行を良くしたりリラックスさせ交感神経を活性化させ感度が高まと書かれている。

これらの場所を優しくさすって見て下さい。鳥肌たつところが見つかります。



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もう何度か取上げて来ました。正常位であっても腰を動かす。
動かし方はお尻で「の」の字を書くように回転させると接触部分が変る。

それを読んだ川柳などが多数残っている。
「女陰万考　１－５章　お尻の動き」に幾つか紹介されている。
　　　まだ恋はいろはのの字も書かぬ尻
　　　尻で書くのの字は筆の遣いよう
　　　尻で書くのの字はもんだ紙へしみ

正常位で、のの字を書くには尻を上げないとならない。
　　　持上げようばかり教えぬ里の母
　　　お妾のようにゃ奥様持上げず
　　　もちゃげるが好きであげくに下女卸し
　　　いくような顔で持上げるいかぬ奴

意味については解説されていない。
そのまま読んで面白いが隠語の意味が分ると面白さが倍増するのだろう！
気がついたのを上げると、筆は誰でも分るでしょう。

もんだ紙は隠語と言うより江戸時代の習慣。今ならテッシュ、江戸は浅草紙（再生紙）が使われた。
手で揉んで使わないと固くて使えなかった。そこまで書けば分るでしょ！



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本は沢山手に入れた。しかし、読むより見る方が多くなかなか理解が進まない。
今さら書くのも変だが、現存していたのは遣隋使などが持帰り後に丹波頼朝よりともが編纂した
医心方の２８巻房内編だけだっｔようだ。

医心方には幾つかの本から書写されている。
これらの原書は随時代などの書籍目録には名前が記載されているが中国に原書は残
っていなかった。

近年、中国でも学術的な墳墓の発掘が行われ失われた書物が発見されているようだ。
ただ竹簡に書かれたものは留めてあった紐がなくなり短冊状にバラバラになって見つかったり
絹の布に書かれたものは一部しか読めないものなど問題は山積しているように聞く。
最初に注目されるのは歴史に関わるもので閨房書などは後回しになるのだろうと創造する。

医心方にしても身体の部位の名前は不明なものも少なくないようだ。
例えば、琴弦は近年まで陰核と理解されていた。

ところが、敦煌石室から『天地陰陽交歓体楽賦てんちいんようこうかんたいらくふ』という文献がみつかり
素女経などの引用で深さ一寸を琴弦、五寸を谷実と言うという注釈が付いていたことから
膣内の名称と判明。
※『中国の性愛術』土屋英明著　新潮社刊

歴史は嫌いな者だがジグソーパズルは大好き。
欠落したピースを本来の位置に入れた時の快感が大好き。
絵柄と文字またはその意味となると勝手が違い過ぎるので専門家に任せるとして
新しい発見が楽しみ。



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部屋に本が散乱している。手を伸さなくても数冊は手にする事が出来る。
話題探しに今日は、『性史』張競生著の序文と第１章を読んだ。

序文は淫書ではなく学術的、芸術的な本を書くと宣言。
淫書になるのは金儲けの為に改変して売り出されたらそうなるだろうとも書かれていた。

第一章は一般女性の性まつわる回顧録で今の日本で言えば中学入学ころまで。
おさない頃から多感な世代へ、彼女達の言動が綴られている。

本の出版年から察すると百年も前の中国の子供達が描かれていることになる。
内容は時代や国を超えても同じなんだと？（少なくても私が子供の頃と言う意味）

読んだ範囲では題材には向かないと判断。
次に手にしたのが『女医が教える　本当に気持のいいセックス　スゴ技編』宋　美玄そん　みひょん著

第一章は「本当に気持のイイセックスのために、まず知っておくべき５ヶ条」。
１は精神論に思えるので飛ばし、２はYesです。

お題目は、「女性のオーガズムにこだわりすぎず、肩の力を抜いて、"気持いい"を目指す。」
質問の多くは男からで「どうしたら女性をイカすことが出来るか？」

私流に言えば「目指す」も不要。度々書いていますがセックスの半分は大脳が関与している。
大脳であれやこれやを考えながらでは、男も本当のオーガズムは体験出来ない。

本には男のオーガズムは謎が少ないから省略すると書かれています。
理由は、射精＝オーガズムだと単純な発想。目で確認出来る事象だから簡潔明瞭！

エッ！そうなの？それは女性がクリトリスの刺激でイクのと大差ないし
それをオーガズムと言うのだろうか？

閨房書など古い書物を読むと大いに疑義を感じる。
男で言えば射精だけならオーガズムでもなくても亀頭の刺激だけで出来てしまう。

まだ、射精なって知らないころ亀頭を弄っていた時、何の前触れもなく白濁したものが飛出した。
前立腺が痙攣していたかと言えばしたんだろうとは思うが「暴発」と言う表現がぴったり。
また、夢精も同じことではないだろうか？

オーガズムを客観的に捉えれば大脳から分泌されるオキシトシンホルモンなどが
作用する一連の事象がオーガズムと定義すれば射精はその一つでしかない。

経験から言えば性差はないと思う。男だって下半身の痙攣、全身からの発汗、心拍数の上昇、
そして頭が真っ白になり最後に恍惚感が漂う。

オーガズムを経験したいなら雑念は（大脳に他の仕事をさせる）百害あって一利なし。
大脳にはその時々の情報だけ流して置くこと。

即ち、肌などからの触覚、声や音といった聴覚、などなど視覚、味覚、嗅覚の五感総動員させること。
どうしたら感じるかや次は何をしようかなど雑念でしかない。その時々の事に専念する。

感じているかは、呼吸や喘ぎ声、躰がピックと動いたなど無意識の反応を洩さず拾い
同じ様に繰返し反応に答えてやること。

本にはリラックスすることと結論づけている。リラックスすることは雑念がないこととも言える。
男女共に、何かと気を使う人はオーガズムに到達するのを難しくしているが私の結論。



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